晴れて風が強い日中は花粉がたくさん飛びます。とくに飛散のピークとなる昼前から午後3時ごろの時間帯はなるべく外出を控えましょう。外出時はマスクをし、メガネやゴーグル、帽子を着用します。ニットの服は花粉がつきやすいので、花粉の季節は、スベスベした素材の服を選んで着るようにしましょう。
室内に花粉を持ち込まない
外出から戻ったときは、家に入る前に玄関先で服などについた花粉を払い落としましょう。また、すぐに手や顔、目、鼻を洗い、うがいをすることが大切です。洗濯物はできるだけ乾燥機を利用するか部屋干しで。布団を外に干したときは、よく花粉を払い落としてから取り込み、さらに掃除機をかけて残った花粉を吸引しましょう。
室内の花粉を減らす
晴れて風が強い日中は、窓やドアをできるだけ閉めておきましょう。室内に漂っている花粉を取り除くには、空気清浄機が効果的です。掃除をするときは花粉を舞い上げないことが大切なので、床や畳は拭き掃除をしてから掃除機をかけます。ソファやカーテンも念入りに掃除機をかけ、仕上げに家具を濡れた雑巾で拭きましょう。
花粉情報を活用する
花粉が飛び始める時期や量、花粉の多い日や地域、時間帯などの情報は日本気象協会などのホームページやテレビ、新聞、インターネットなどさまざまなメディアから手に入れることができます。外出の計画などに役立てて、花粉から身を守りましょう。
雑草を刈り取る
イネ科やブタクサなどの雑草の花粉は、スギ花粉が数十〜数百キロメートル先にも飛散するのに対し、数キロメートル以内にしか飛散しません。原因となる雑草が茂っている場所がわかれば、自分で刈り取る、土地の所有者に願い出る、河川敷などの場合は所轄の官庁に働きかけるなどして、原因の植物を刈り取ることができれば確実に効果が出ます。