タケダの生薬・漢方薬事典

生薬図鑑

タケダの漢方製剤や生薬製剤で使用している生薬一覧です。生薬の基源や効能、それぞれの生薬にまつわるこぼれ話などを詳しくご案内しています。個々の生薬について知りたいときなどにぜひご活用ください。

中国の旧・国花

牡丹皮ボタンピ

ボタン科ボタンの根の皮を乾燥したもの。

植物の特徴

通常で高さ1mほどになる落葉低木です。葉は淡緑色で、5月頃枝の先端に花をつけます。生薬には、乾燥させた根の皮を用います。

生育地

中国、日本をはじめ世界各国で栽培されています。

この生薬の特性

五気(薬性)

かん

五味

しん

血中の熱をさまして活かす作用を持ちます。

効能

消炎、止血、鎮痛などに効果があります。

こんな症状に

A

  • 頭通

B

  • ニキビ

C

  • 腹痛

D

  • 痔疾

E

  • 発熱して痛む下半身の炎症

全身

    瘀血と深い関係にある

    • いろいろな婦人科疾患
    • 血の道症(女性ホルモンの変動による精神神経症状)
    • 更年期障害
    • 不眠症

    成分組成

    成分として、モノテルペノイドのペオニフロリン、ペオノール、ペオノサイド、ペオノライド、安息香酸、ベンゾイルオキシペオニフロリン、ステロイドのカンペステロールなどが含まれています。

    この生薬が含まれている漢方処方

    • 桂枝伏苓丸(けいしぶくりょうがん)
    • 大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)
    • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
    • 温経湯(うんけいとう)
    • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
    • 牡丹散(ぼたんさん)

    など

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