疲れ(疲労)

疲れは、痛み、発熱と合わせて「三大生体アラーム」といわれるように、体が発する警告信号です。身体的、精神的に限度を超える大きな負荷がかかると、だるさややる気の欠如など、心や体にさまざまな疲れの症状があらわれます。

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日常生活から考えられる原因

01不規則な生活、睡眠不足

極端な朝型や夜型、昼夜が逆転の生活などは、体に大きな負担となり、疲れの原因になります。また、睡眠時間が足りなかったり、眠りの質が良くないと、疲労はなかなか回復しません。

02偏った食事による栄養バランスの乱れ

栄養バランスの偏った食事をしているとエネルギーやビタミン、ミネラルが不足していきます。ビタミンやミネラルは三大栄養素からのエネルギーの生産に不可欠な栄養素です。そのため、これらが不足するとエネルギーが生み出せなくなり、疲れやすくなるのです。

03職場や家庭でのストレスの蓄積

普段の仕事や家事、育児での小さなストレスが蓄積し、心も体も疲れてしまうことがあります。気持ちの問題だけでなく、肉体的にも大きな影響をもたらします。夢中で仕事や育児をしているときは、疲れを感じなくても、手を止めた途端、ひどい疲れを感じることがあります。

04激しいスポーツ、仕事によるエネルギーの消耗

激しいスポーツや仕事で体を酷使していると、体のエネルギーをつくるのに必要な栄養素であるビタミンB1、B6、ミネラルなどが不足気味となったり、消耗して疲れを引き起こすことがあります。

05加齢による代謝の低下

加齢によって体の代謝が低下し、体の中の老廃物が排出されにくくなります。それによって、疲れや疲れやすいといった症状がみられます。

06疾患による疲れ

「疲れがとれにくい」「風邪の治りが遅い」「普段の疲れ方ではない」など普通の疲れより重く、症状が長く続くときは疲れの症状をともなう疾患が隠れていることがあります。

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疲れ(疲労)をともなう疾患・症状

01貧血

鉄分の不足などが原因で、酸素と結合して酸素を体のすみずみまで運ぶヘモグロビンが減少し、血液中の濃度が薄くなった状態です。ヘモグロビンの数値が男性は13.0g/dl以下、女性は12.0g/dl以下になると、貧血とされています。冷えの他に倦怠感、立ちくらみ、めまい、耳鳴り、頭痛などの症状が起こります。この疾患・症状に関連する情報はこちら。貧血

02更年期障害

閉経の前後、約10年間をさす更年期を迎えると、女性ホルモンのバランスが急激に変化し、心や体にさまざまなトラブルを引き起こします。症状には、疲れやだるさ、肩こり、のぼせやほてり、イライラや不安感などがあります。この疾患・症状に関連する情報はこちら。更年期障害

03睡眠時無呼吸症候群(SAS)

肥満などが原因で睡眠時にのどのところで気道が閉塞し、10秒以上の呼吸停止が30回以上ある状態です。睡眠時間を長くとっても疲れがとれない、だるい、睡眠時の大きないびきや無呼吸発作といった症状があらわれます。睡眠中の無呼吸は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めるといわれています。この疾患・症状に関連する情報はこちら。睡眠時の無呼吸

04慢性疲労症候群(CFS)

日常生活に支障をきたすような原因不明の著しい倦怠感と疲労感が長期間続く状態のことをいいます。全身の疲労感、倦怠感の他に筋肉痛、睡眠障害、思考力の低下など、心と体の症状があらわれます。症状が似ていることから、うつ病や更年期障害と間違える場合が多いといわれています。

05ウイルス肝炎

肝臓がウイルスに感染し、炎症が起こります。全身のだるさに加え、発熱、黄疸などの症状があらわれます。A型肝炎は、A型肝炎ウイルスに汚染された水や野菜、魚介類などから感染します。現在は日本で感染することはほとんどなく、不衛生な国を旅行すると感染することがあります。B型、C型肝炎は輸血や血液製剤、使い捨てになる前の注射針の使いまわし、性行為などでの感染があります。C型肝炎は慢性化すると、慢性肝炎から肝硬変、肝がんへと進行します。

06うつ病

だるさや疲れがとれず気力が低下したり、落ち込んだりして興味や楽しい気持ちを失い、それを自分の力で回復するのが難しい状態です。食欲の減退、睡眠障害、集中力の低下をはじめ、体の動きが鈍ったり、逆にイライラして焦る気持ちが強くなったりします。さらに疲れが激しくなるなど、心と体の双方に症状があらわれます。

07甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの合成と分泌が低下することをいいます。無気力感、疲労感をはじめ、皮膚の乾燥やまぶたの腫れ、しゃがれ声、暑さや寒さの感覚が狂う、発汗減少、体重増加などの症状があらわれます。※上記疾患が心配な場合には、早めに医師の診察を受けましょう。

日常生活でできる予防法

01十分な休息をとる

疲れを感じたら、まずは、無理せずにゆっくりと休むことが大切です。睡眠時間があまりとれないときも、質の良い睡眠がとれるよう、寝る前に音楽などを聞いてリラックスしたり、自分にあった寝具を選ぶなど、工夫しましょう。また、寝る前のコーヒーなど、カフェイン入りの飲み物は控えましょう。

02湯船にゆったりとつかる

入浴をシャワーだけですませないで、湯船につかることで心も体もリラックスします。ただし、長湯をすると、逆に湯疲れしてしまうので注意が必要です。また、半身浴や足湯もリラックスできておすすめです。

03気分転換をする

適度な運動は、筋肉をほぐしたり血行を良くしたりする他、ストレスの解消にも繋がります。忙しかった1日の終わりに、ストレッチで疲れた体をゆっくりほぐしてあげましょう。

04バランスのとれた食事をとる

体を元気に保つには、ビタミン類やアミノ酸が欠かせません。玄米、豚肉、レバー、まぐろ、にんにく、卵、納豆、アーモンド、いちごなどの食材が効果的です。また、食欲がないときでも必要なエネルギーを摂取するために、意識してバランスの整った食事をとりましょう。

対処法

01生活習慣を改善する

疲れが溜まる一番の原因は、日々の生活習慣です。睡眠不足や栄養バランスの乱れなど、自分の生活習慣を見直して、改善しましょう。朝起きたらカーテンを開けて光を浴びたり、寝る前に深呼吸を数回繰り返すなど、生活リズムをリセットできる簡単なことから始めてみましょう。

02市販の薬を使う

体の疲れを感じたときの栄養補給として、ビタミン剤や栄養補給剤など、さまざまなものが活用できます。ビタミンB1誘導体、ビタミンB6、B12などの成分が疲れに効果をあらわします。

03病院で診察を受ける

疲れが2週間以上取れなかったり、寝ても取れない疲れや、気分の落ち込み、発熱などの症状があらわれた場合は、疾患が隠れている場合もありますので、主治医や専門の医療機関で診察を受けましょう。

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プチメモ

女性が疲れを感じやすい、さまざまな原因

女性が疲れを感じやすい大きな原因として、冷えや貧血、ダイエットが挙げられます。
実は、その他にも疲れを引き起こす、女性特有のものがあります。
それは大きなアクセサリーとハイヒール。大きいアクセサリーは重く、肩に負担をかけてしまい、ハイヒールは不安定なため、歩くときに体全体のバランスが悪くなり、負荷がかかります。
どちらも大きなものではありませんが、毎日続くと慢性的な疲れの原因になってしまうかもしれません。

自分のことなのに、なかなか自分で判断できないのが「疲れ」。
あなたの生活習慣から、疲れやすい状態かどうかセルフチェックしてみませんか?

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