おむつかぶれ

おむつの当たる場所におむつの素材やおむつに付着した便や尿、すすぎ残した洗剤、細菌、カビの感染などの刺激によって起こるかぶれです。おむつに付いたこれらの皮膚刺激物質に対して皮膚の弱い赤ちゃんに起こりやすい症状です。 最近は、尿もれを起こしていたり介護が必要なおむつをした高齢者にも、同じ症状が増えています。

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  • おむつかぶれについて

日常生活から考えられる原因

01赤ちゃんの肌質

赤ちゃんの肌は大人よりも薄くバリア機能が未熟で皮脂の分泌も少ないために、わずかな刺激でもかぶれてしまうことがあります。生後1ヵ月~4ヵ月頃の新生児期によくみられる現象です。

02高齢者の肌質

高齢者は老化により肌のバリア機能が徐々に低下してしまうので、かぶれが起こりやすくなっています。
赤ちゃんほど頻繁におむつ交換ができないことが多いため、便や尿、菌の代謝物や垢(あか)などの老廃物が肌に触れてかぶれやすい状態になりがちです。

03おむつと排泄物

紙おむつや布おむつのザラザラした繊維やおむつのふちの接触による違和感、布おむつに残っている洗剤が原因になることがあります。
長時間おむつを使用し続けると、便や尿に含まれる酵素やアンモニア、細菌などが刺激になってかぶれを起こす場合があります。
お尻や肛門の周り、股のくぼみによくみられる現象です。

04カビによる感染と増殖

便に潜むカンジダというカビが、湿気の高いおむつの中に侵入して増えていく場合があります。おむつの接触面だけでなく、皮膚のしわの中まで赤いかぶれがあらわれるのが特徴です。

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おむつかぶれをともなう疾患

01おむつ皮膚炎

おむつの当たる場所に最初は皮膚が赤くなり、次第に赤いぶつぶつができたり皮膚がむけたりします。
悪化すると膿(うみ)をもった小さなぶつぶつや薄い膜状の皮膚がはがれたりすることがあります。赤くただれ、皮膚がはがれたりすると患部に触れられるだけで痛いので、赤ちゃんや高齢者がおむつを替えることを嫌がるようになります。

日常生活でできる予防法

01赤ちゃんの場合

おむつをこまめに替えることで、おしりの清潔を保ちましょう。
風通しの良い素材を使ったおむつを選ぶなど湿気を防ぐこともひとつの方法です。排泄の回数が多い新生児や下痢便のあるとき、夏場は蒸れやすいので、特に注意して交換するようにし、肌をなるべく濡れた状態にしないようにしましょう。
またおむつを交換するときには、ぬるま湯で湿らせたコットンなどでおしりと陰部をやさしくふいてあげるようにしましょう。

02高齢者の場合

おむつ交換が頻繁にできない高齢者の場合は、排泄頻度を把握して交換時間を調整するようにしたり、おむつ替えの後にきちんと乾燥させることでかぶれを防ぐようにしましょう。陰部のケアも大切です。
おむつ交換時にビニールシートとバスタオルなどを重ねて敷き、ペットボトルに入れたぬるま湯をかけ、ガーゼに石けんをつけてていねいに洗います。
男性の場合は亀頭・陰嚢(いんのう)・陰茎(いんけい)部分を、女性の場合は外陰部表面を上から下に向けて、蒸しタオルなどでこすらないように軽く押すように拭き、次に石けんをつけた蒸しタオルなどで拭き取ります。石けんが残らないようぬるま湯で洗い流し、乾いたタオルで十分水分を拭き取ります。
ただし洗いすぎは逆効果なので1日1回の洗浄が理想的ですが、特に汚れが気になるときはオイルで軽く拭きとるといいでしょう。

対処法

01肌に合ったおむつを選ぶ

おむつには、赤ちゃん用だけでなく高齢者用にもさまざまな種類があります。
テープで止めるタイプ、パンツタイプなどの形や、サイズ、ふともも周りのギャザーの強さ、素材の違うものを実際に使ってみて、肌に合ったものを選ぶようにしましょう。
例え吸収力の高い紙おむつでも、ずっと交換しないでいるとかぶれてしまう可能性があります。どんなおむつを使う場合でも清潔・乾燥を心がけ、こまめに替えることが大切です。

02市販の薬を使う

何も手当をしなくても1~2日で治ることもありますが、その後もおむつかぶれが治らない場合はおむつかぶれを緩和する市販の軟膏やクリームを使ってみましょう。おむつかぶれにはウフェナマート配合の外用薬が効果的です。

03病院で診察を受ける

赤く腫れあがったり、痛みでおむつの交換をいやがるようなことが続くようなときは主治医か皮膚科で診察を受けましょう。赤ちゃんの場合はまず小児科を受診しましょう。

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プチメモ

膀胱炎など感染症にもご注意を

紙おむつは改良が進んでいます。しかし進化した高品質のおむつでも、下着と比べれば蒸れます。特に大人は赤ちゃんより尿量が多く、冷えると寒くもなります。この状態が長く続くと、かぶれなどの皮膚障害の原因になるだけでなく、尿道から細菌が膀胱に侵入して膀胱炎(ぼうこうえん)などの尿路の感染症や腎機能障害を引き起こしかねません。
こまめに交換するとともに、陰部のケアを十分にすることも大切です。

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