症状別対策BOOK

水虫の予防法

水虫に感染しないためには、日常生活から心がけることが肝心。正しい予防法をご紹介します。

こんな人はご用心!

生活環境や習慣などにより、水虫になり易い場合があります。
自分の生活をチェックしてみましょう。

1日中、靴を履いている

革靴やパンプス、長靴やブーツといった、通気性が悪く足が蒸(む)れ易い靴を履く人、とくに調理場やクリーニング工場のように高温多湿な環境で働く人や、汗をかき易い人は、注意が必要です。

足の指の間隔が狭い

足の指の間隔が狭いと、裸足になったときでも、指と指のすき間が外気に触れにくいため、水虫菌が繁殖し易くなります。

プールや銭湯によく行く

水虫は、菌の感染によって起こる病気です。脱衣場の床や、足を拭(ふ)くマットなどを通してうつる恐れがあります。

室内でペットを飼っている

水虫菌の中には、人と動物のどちらにも寄生する種類があり、とくに、猫からうつされたケースが数多く報告されています。

水虫をふせぐポイント

家に帰ったら足を洗う習慣をつける

足の指の間まで石鹸でよく洗いましょう。

足をよく乾燥させる

高温多湿が水虫菌の大好きな環境です。
日頃から乾燥を心がけましょう。

通気性の良い靴を選び、何足かを交互に履く

ときどき陰干しして、湿気を取り除きましょう。

靴下を毎日取り替える

水虫を防ぐには、足の清潔を維持することが大切です。

バスマットやスリッパを別々にする

家族の中に水虫の人がいたら、うつらないように別々にすることが大切です。

まめに床掃除をする

水虫の人がいる家庭では、部屋のほこりの中に、その人が落とした菌がいることが多くなります。

通勤用、職場用と靴を使い分ける

窮屈なものは避け、自分に合った靴をはきましょう。