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「漢方薬」はどんな薬なの?

数千年という長い年月の治療経験の結晶、漢方薬。最近では、医療機関でも西洋薬と併用して漢方薬が処方されるようになりました。身近な存在となってきた漢方薬がどんな薬なのかをご紹介します。

世界の医療の原点は生薬療法

現在、世界中の医療現場で使用されている西洋薬。
実は、化学をもとにした西洋薬が医療で用いられるようになったのは、つい約200年ほど前からのこと。それまでは、世界中すべての国で生薬療法が行われていました。

その歴史は1つの生薬がもたらす薬効からはじまり、長い年月をかけて、幾通りもの生薬の組み合わせが試されてきました。その結果、もっとも良い組み合わせだけが残され、受け継がれ、現在の漢方処方が誕生したのです。

漢方薬の効き目はチームプレー

漢方薬は、植物の茎や花、貝殻や鉱物といった生薬を何種類か組み合わせて作られています。
例えば「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」では、ハンゲ・コウボク・ブクリョウ・ショウキョウ・ソヨウといった5種類の生薬が使われています。一般的に「漢方薬は体にやさしい」といわれる秘密がここ。
複数の生薬を組み合わせると、野球のチームプレーのように、互いの長所を活かしたり短所を補い合うことができます。そして、素晴しいパフォーマンスをする組み合わせには「このチームメンバーは変えない方が良い」という意味を込めて名前が付けられています。つまり、漢方処方とは、選抜メンバーだけで構成された漢方の“一軍チーム” なのです。

漢方薬も医薬品の一種

漢方薬は、2千年におよぶ臨床治験の集大成です。
また、ひとつの成分で作られることが多い西洋医学の薬に比べて、漢方薬はさまざまな成分(生薬)を配合してつくられ、本来からだが備えている免疫能力などを、体質改善をしながらじっくり回復させることを得意としています。

そのため、漢方薬には、「1剤でさまざまな症状に効く」「慢性疾患にも対応できる」という特徴があります。最近では、漢方薬が西洋医学の薬では対応しにくい病気や症状にも有効だという認識が医師の間で広まってきました。

そのため、一般の医療機関でも西洋薬と併用して漢方薬が使われているケースも多くみられるようになりました。また、漢方外来や漢方クリニックなど、漢方薬を中心にした治療を行う医療機関も増えています。

科学的な検証も実施

一般の医療機関での需要拡大にともなって、医師の”経験”に頼るところが大きかった漢方薬でも、その有効性について科学的な研究が進められています。臨床試験によって効き目の有効性、副作用や安全性の客観的な調査が行われています。

すばやい効きめの漢方薬もある

例えば抗生物質のように、西洋医学の薬には急性の症状に有効なものが多くあります。
一方、漢方薬の効き目は遅いと思われがちです。しかし、体質や症状に適した正しい「証」で見極められた漢方薬であれば、全身のバランスが整えられて何らかの変化が体にあらわれてきます。また、漢方薬にも、風邪や胃腸症状の改善をはじめとした、急性の症状に対応したものもたくさんあります。医師や薬剤師に相談してみましょう。

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